誰もが知るマイクロソフト会長で億万長者のビル・ゲイツ氏。彼は車好きな男としては見えないかもしれないが、長年にわたり様々なポルシェやランボルギーニなど、エキゾチックな車を所有していることで知られている。
最近では、ポルシェの新しいEV車「タイカン」が気に入りすぐさま購入し、彼の車庫のストックリストに加わったという。
取材で、ポルシェ初のEVを手に入れたにもかかわらず、自国のEV車メーカー「テスラ」についても評価し、「テスラはEV車を購入する上で比較するのに役立った会社の1つだ。あの車もすばらしい」と人気を称賛している。また、「ポルシェのタイカンは手に入れたばかりだが、さすが高級スポーツメーカーの車で、とてもクールだ。私にとって初めての電気自動車でもあり、これからたくさん楽しんでいくつもりだ。」とゲイツは付け加えている。
EVに乗り始めて不満点について尋ねられたゲイツは、「従来の内燃エンジン車両と比較して、これまでの(ガソリンを給油して走行する)よりも走行距離が短いし、充電時間も(給油時間に比べて)はるかに長い」と語っている。
64歳の億万長者であり慈善家でもある彼だが、インタビューでは他の自動車関連についてのコメントは控えたため、具体的にタイカンのどのモデルを選んだのかは不明だ。しかし、それでもゲイツにとっては大した金額ではなさそうであるため、最上モデルのタイカン・ターボSを選択したと思われる。
タイカン・ターボSは最大761ps/および1,049Nmのトルクを発揮し、わずか2.6秒で100Km/mに到達するスーパーカー。最高速度は259Km/hに達する。価格は約2000万円。
ちなみにタイカンの廉価モデル、Taycan 4Sは1150万円で、中間モデルのTurbo(1500万円)より500万円ほど安く、ポルシェとしてはエントリーモデルの位置づけであるにもかかわらず、それでも途方もなく速い。
オプションのパフォーマンスバッテリープラスパッケージを付加すればで最大530ps以上を発揮、100Km/hに3.8秒で達し、最高速はターボ・ターボSとはぼ変わらず250km/h。
動画でビル・ゲイツは、前述のインタビューのほか、気候変動、コロナウイルス、ワクチン、テスラについて、またその他のトピックについても語っている。
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