シトロエン、DS、オペル、プジョー、ボクソールの各ブランドを管理する自動車連合企業である仏・PSAの取締役会は、伊・フィアット・クライスラーオートモービルズ(FCA)との合併計画を承認したという。
フィアット創業家の持株会社であるExor(エクソール)とともに、FCAの手綱にある持ち株会社は、10月30日の夕方に会合を開いて、提携を受け入れるかどうかを投票すると伝えられている、とCNBCは報告した。
合併の構造に関する詳細はまだ公式ではなく、詳細については不明であるが、CNBCによると、プジョーのCEOであるカルロスタバレスが合併後の自動車メーカーのCEOになり、FCAの会長であるジョンエルカンが新会社でも同じ役割を担うとされる。合併が実現すれば、世界で4番目に大きい自動車メーカーとなる。
現時点では、PSA、FCAのどちらの側も公式のコメントは発表していない。ただし、Exorの決定に応じて、10月31日木曜日に発表が行われる可能性があります。CNBCによると、双方は規制当局に説明を行っており、これらの協議を非常に真剣に受け止めていると示唆している。
2社の自動車メーカーが合併の可能性を交渉しているという噂が出たのはほんの数時間前だったようだ。
声明には、「世界をリードするモビリティグループの1つを設立することを目的とした継続的な議論があります。」ということから噂がささやきだされたという。