多くのYouTubeチャンネルと同様に、DragTimesはTesla Model 3を自動運転機能であるスマートサモン（呼び寄せ機能）でテストすることにした。しかし、期待通りにいかなかったようで、一時停止の標識を無視してしまい、警察官に車を停車させられてしまったようだ。車内は無人、誰がチケットを取得するのだろうか。
さて、警察官は、駐車場内の交通違反に対してキップを切ることができるのか？
実はこの動画、投稿者と警察官は友人であり、警官の友人に自動運転中のEVを違反のため停止するように頼んだとのこと。
警察は一般的に、人々が警官の行動を撮影することは許可していない。特に、キップを切っている最中などの場合ははそうである。映像のようにが違反の手続きが進んだとしても、そこでなぜ警官は、投稿者に一時停止違反のキップを切らなかったのか。
本来、この警官は自動運転モードで走行中の車を違反でキップを切った初めての警官になることができたし、またこれは教育的啓発であるだけでなく、歴史的においても米国の法律にも挑戦することを意味していた。
投稿者自身は車を運転していなかったのは事実。運転していたのはテスラのソフトウェアだ。そして警察に止められたのである。
この場合、テスラには、スマートサモンがアクティブなときに法的責任を免除しようとする免責事項があるという。しかし、実際に法廷に持ち込まれた場合、裁判官の前でそれだけで十分なのかといえば疑問である。
すでにスマートサモン機能における事故が相次いでいることに対し、NHTSA(米国国家道路交通安全局）は調査に乗り出したことを発表。安全に関連する欠陥の証拠が見つかった場合はただちに措置を講じると述べている。
