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その大きな豚っ鼻のデザインで賛否両論のおそらく次世代の4シリーズクーペとなりうるであろうBMWコンセプト4であるが、その大型グリルでにデザインの方向性を批判するファンから多くの批判メールを受け取っている
だろう。そのコンセプト4がフランクフルトモーターショーで今月初めに発表され、確かに次世代4シリーズクーペの将来性を担うデザインへのアンチテーゼとして、海外のビーマー(BMWファン)が愛憎のグリルについてデザインの修正案を提示したという。だが、実際のところ、BMWのデザイナーが書いたオリジナルのデザインものよりもむしろ大きく、ヘッドライトの角に合うように側面に広がっているものであった。
BMWの3.0 CSiや328などの象徴的なモデルにインスパイアされたこのグリルは、フロントバンパーの角にある大きなエアダクトの外観に合うように、厚い金属フレームを取り払いうことで、軽快な外観を与えるものの、実際に元のデザインよりもそれを好む好まないかは、人の目によるだろう。
好む好まざるにかかわらず、より大きなグリルのルーツは、Vision M Next、i Vision Dynamics、Vision Next 100、Vision iNextなどのコンセプトから。
大型グリルは近年、他メーカーでも流行となっており、例えばアウディが大きなシングルフレームグリルで、レクサスが巨大なスピンドルグリル。BMWもその流れに加わろうかとしているのだろうか。。
量産対応の4シリーズクーペについては、2020年内に発売され、発売後まもなくソフトトップ(カブリオレ)が発売されると見られている。