スズキは、軽トラックモデルの「キャリイ」に軽トラック初の夜間歩行者検知に対応した衝突被害軽減ブレーキを搭載し、障害物を検知して衝突を避けたり被害を軽減したりする自動ブレーキを搭載することで、安全対策のニーズの高まりに対応する。9月17日より発売する。
今回の仕様変更について、「デュアルカメラブレーキサポート」とよばれる衝突被害軽減ブレーキを採用し、軽トラ業界初となる夜間における歩行者を検知できるようになる。
さらに予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」の機能を充実させ、軽トラックで唯一搭載している前後の誤発進抑制機能に加え、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシストなども新たに採用しするという。これらの機能を最上機種の「KX」、「スーパーキャリイ」、特別仕様車「KCスペシャル」、「農繁スペシャル」に標準装備したほか、メーカーオプション設定車を増やした。
また、車体色は「クールカーキパールメタリック」を新設定するなど、全5色とした。
希望小売価格はKXの二輪駆動(2WD)で103万8960円から、最も安いキャリイ KCの2WDで72万2520円から。今後1年間で計6万5000台の販売をめざすとのこと。
また、スズキは2019年中に自動ブレーキを搭載する車を国内で販売する全17車種に広げる方針を示しており、今回のキャリイ搭載で全17車種に広がる。