17日朝、愛媛県松山市内の国道で乗用車が観光バスと正面衝突し、乗用車に乗っていた16歳の少年が死亡したほか、3人がケガをしました。
事故があったのは、米野町の国道317号水ヶ峠トンネル入り口付近で、午前6時半ごろ、今治方面へ向かっていた乗用車が反対車線を走ってきた観光バスと正面衝突しました。
この事故で、乗用車に乗っていた2人が救急車で病院に運ばれ、このうち、松山市内に住む16歳の少年が胸を強く打ち死亡した他、20歳の男性が足の骨を折るなどの大けがをしました。
2人は建設作業員で、今治市内の現場に向かっていたと見られていますが、どちらが運転していたかは分かっていないということです。
一方、観光バスは乗客を迎えに行く途中で、運転手と添乗員1人がいずれも足に軽いケガをしました。
現場は、見通しの良いゆるやかなカーブで、警察は、乗用車がセンターラインをはみ出した可能性が高いとみて調べています。