マクラーレン・スピードテールのテスト車両が出火騒動 消防活動で真っ白けに 英国・サリー州


マクラーレンのハイパーカーで世界限定106台のみの限定車「マクラーレン・スピードテール」は、同社のモデル、P1よりも優れたハイブリッドシステムを搭載したハイパーGTである。

現在量産に向けテスト走行を行っているが、13日、英国・サリー州のガソリンスタンドにてこのスピードテールの公道テスト車両から出火、消防車が出動する騒ぎが発生し、消火の為真っ白けになってしまった。

スピードテールはセナよりも強力な4.0リッターV8ツインターボエンジンと電気モーターを組み合わせ1035馬力/1149Nmを発揮し、車重は1430kgとマクラーレン史上最重量級モデルになっているが、他社のハイブリッドスーパーカーと比較すると比較的軽量なモデル。

世界で初めてボディとのつなぎ目が無いフレキシブルカーボン素材を使ったエルロン(補助翼)をリアスポイラー部分に搭載し、サイドミラーもカメラ化にする事により、理想的な空力特性を持ち、最高速度は歴代最速の時速403km/hとなっている。

今回、まだ発売前のプロトタイプでの炎上のため良かったものの、エンジンとモーターやバッテリーが比較的近くに搭載されるミッドシップエンジンレイアウトのランボルギーニといったスーパーカーは今後この手の炎上事故増えることが懸念されるだろう。

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