解決のきっかけは、CBCテレビの番組「イッポウ」でした。
三重県津市のコンビニエンスストアで起きた当て逃げ事件。
駐車場で1台の黒い車がバックで急発進すると、隣の軽自動車にぶつかり、フェンスをなぎ倒し転落。
そして、車は、そのまま現場から走り去りました。
この防犯カメラの映像が撮影されたのは、2月18日で、場所は、津市栗真小川町の「ローソン津白塚店」でした。
フェンスの修理などには数十万円がかかる見込みということで、警察が当て逃げ事件として捜査していました。
「一言のあいさつもなく立ち去ってしまったので、憤りを感じますね」
(コンビニの店長)
この映像は、CBCテレビが独自に入手し、20日午後5時前に放送しました。
すると、放送の20分後、「私が運転した車かもしれない」と、CBCの放送を家で1人で見ていたという津市の78歳の男性が警察署に名乗り出たのです。
男性は、被害者に謝罪したということですが一体なぜ当て逃げをしたのでしょうか?
男性は、取材に対し、「おそらくアクセルとブレーキの踏み間違いだと思う。事故を起こしたことは覚えているが、瞬間的に気を失い、フェンスや車を壊していたのには気づかなかった。CBCテレビを見ていたら、映像が流れ、自分の車だと思い、警察に名乗り出た」と答えました。
男性は、軽自動車とフェンスの修理代を全額負担するほか、運転免許の自主返納も検討しているということです。
警察は、任意で男性に事情を聞くなど、事故の詳しい原因を調べています。
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事故を起こしたことを
覚えているなら
なぜ確認しないのだ!