4日、秋田県能代市でコンバインが田んぼの斜面を転落する事故があり、女性1人が死亡、男性1人がろっ骨を折るなどの大ケガをした。
事故があったのは、能代市の山あいにある田んぼ。警察の調べによると、4日午後5時半ごろ、能代市内に住む農業・児玉宏子さん(81)が田んぼと田んぼの間の斜面でうつぶせに倒れているのを家族が発見した。斜面の下にはコンバインが転落していて、近くには児玉さんの弟(69)も倒れていた。児玉さんはその場で死亡が確認され、弟はろっ骨を折るなどの大ケガをして手当てを受けている。
2人は一緒に稲刈りをしていて、正午ごろにコンバインが転落したとみられ、斜面は角度が約30度、コンバインは11メートルほど転がり落ちたとみられている。
警察は、どちらがコンバインを運転していたかなど当時の状況や原因を詳しく調べている。